骨折の手術で入れたボルトを取る(抜釘)手術の病院探しが大変だった

2019年9月、骨折したときに入れたボルトが原因で足が痛いです。

舗装林道走行中に落ち葉で滑って足関節が折れた→手術→その後の記録

そのボルトを取る手術を東京の病院で行う予定でした。

病院へ行く回数は少なくても5回、もしかするとそれ以上あるかもしれません。お金はかかるし、移動は大変だし、仕事どうするんだ!?

ということで近畿地方の病院探しをしました。

目次

東京の病院で手術するのは大変

東京病院へ行く回数は少なくて5回

  1. 手術前(手術を決める受診)
  2. 手術前(手術前の検査)
  3. 手術
  4. 手術後(消毒)
  5. 手術後(抜糸)

交通費だけで最低約15万円(1回往復約3万円×5回)かかるし、そもそも仕事を休むと言いにくいです。

それなら仕事を辞めてしばらく東京で働きながら通院する、という方法も考えました。

一番の問題はバイクをどうするか。

置いていけば誰も乗らないし、持って行けばバイクの駐車場がいるし、そもそも奈良から東京までの往復は面倒くさいし。

じゃあ処分するか?とも考えました。じゃあ奈良に戻ってからどうする!?買い物は車の運転は嫌だし。徒歩は大変すぎる。道の駅や産直行けなくなるのは嫌だ。

そんなことで、奈良か大阪あたりで手術してくれる病院探しをはじめました。

骨折箇所のレントゲン

骨折3日後

骨折後の手術を受ける前のレントゲンです。私にはこのレントゲンをみてもよくわかりません。

ボルトを入れる手術後すぐのレントゲンです。

手術後すぐ

ボルトを入れて2年半後のレントゲンです。ボルトがずれているのがわかります。

骨折2年半後

ずれているボルトがあるあたりを触ると痺れた感じがします。触らなくても痛みを感じることもあります。

骨折~手術~その後の病院探し

骨折してから手術するまでに3つの病院へ行きました。それだけでも病院変わりすぎなのに、その後の病院探しも大変なことになりました。

受診した病院とその後の病院探しの数

病院探し
  1. A病院(長野):骨折した日に緊急で行った病院
  2. B病院(東京):当時住んでいた場所の近くの大学病院、病室は満室のためC病院を紹介された。
  3. C病院(東京):ボルトを入れる手術をした病院。週1でB病院の先生が診ている。
  4. D病院(東京):C病院は手術をしなくなったため、D病院を紹介された。B病院の先生が週1で診てる。未受診
  5. E病院(奈良):通えそうな病院なので行ってみたが、受付で手術はできないと断られた。受診すらできなかった。
  6. F病院(大阪):足の手術はしていないが、手術できる病院を紹介してくれるとのことで行った。
  7. G病院(奈良):F病院が紹介状を書いてくれた病院。後日、手術できないとG病院からお断りされた。未受診
  8. H病院(奈良):F病院から紹介すると案内があった病院だが、H病院からお断りされた。未受診

ボルトを入れて1年後に取ろうか考えていたら、コロナで緊急じゃないので見送り。その後、ボルトを入れているあたりに違和感があり、手術をすることにしましたが、手術をしたC病院はもう手術をしていないと言われました。

そして奈良へ引越し。

やっぱり違和感があるので取りたくて、2022年3月に東京まで行き紹介状をもらいましたが、紹介先も東京。病院へ行く日はまだ決まっていなかったので、近くの病院を探すことにしました。

大阪にある某病院のおかげ

大きな病院はほとんどは、紹介状が必要です。紹介状がなくても受診はできるところもありますが、行ってみてダメだったら無駄になります。

そんなときに見つけたのが、大阪の整形外科(F病院)です。大きな病院ではないけれど、メールでの問い合わせがあったので質問したら、すぐに返事がきました。

その病院は足の手術は行っていないのに、病院探しをしてくれました。

払ったのは3千円弱(保険あり)だけなのに、親切に対応してくれました。

最終的に紹介で行けた病院は、私が大阪の病院へ行く前に行った病院(E病院)でした。受診はできるけど、手術はできないかもしれないとも言われていましたが、もう一度行くことにしました。

一度断られた病院を受診

大阪の病院(F病院)経由で予約を取ってもらいました。

お断りされた病院の例(G病院)だと、病院経由の予約なしで紹介状を持っていくと何時間待つかわからないとのこと。

E病院は予約していたのでそんなに待たないだろうと思っていましたが、予約した時間から2時間後くらいに呼ばれました。

結果は、手術可能でした。

紹介状があると対応が違うんだな、と思う出来事でした。

医者が手術ができると判断した理由は、ボルトを入れる際に使用した材料等が紹介状に書いてあったからでした。

病院に着いてから帰るまでにかかった時間は4時間半でした。1日休暇にしていて正解でした。

仕事の都合上、手術をする日は少し先です。

抜釘手術のメリットデメリット

日本は抜釘手術をする人が多く、米国はしない人が多い。

という話は、C病院(ボルトを入れる手術をした病院)でも言われていましたし、ネットでもそのような同じ話をみることがあります。

米国で抜釘手術をしない理由で、なるほどな、と思った理由は、医療費が高いことや訴訟が多いことでした。

メリット

人間の体にとっては異物なので、どのような影響があるのかわからない。

ボルトを入れてからあまり時間が経過しすぎると、ボルトが癒着して抜くのが大変、と抜釘手術をする医者から説明がありました。

歳をとってからだと、どんどん体力がなくなっていくので、手術するなら今のうちかもしれない。

私の場合は、ボルトがあったって痛いのでボルトを取ったら痛みが解消されという期待がありますが、医者から言われていたデメリットはちょっと怖いな、とも思いました。

デメリット

C病院で言われていたデメリットは、抜釘した場所に負荷がかかり違う問題(再骨折等)が起こる可能性もあります。

その他、抜釘手術時に他の場所に損傷が起き、後遺症が残る可能性もあるそう。

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