今回の住まいは、昭和レトロを体感できます。
と、言うとオシャレな感じですが、「廃墟」の方が正しいのかもしれない。
空き部屋が多くてとっても静かです。
職場指定の住まいは面倒くさい

東京でも宿舎でしたが、退去時の築年数は10年ちょっとだったのできれいでした。10階に住んでいたので当たり前ですがエレベータあり、入口はオートロックでした。その代わり今回の住居の6倍超えの賃料でしたが。
以下はあくまでも私の場合の面倒くさいこと。これを短時間でやるのは忙しいです。
引越し業者の手配
引越し業者に手配してよいと許可が出たのは、引越しの1週間前くらいでした。前回もそのくらい。
引越見積もりは3社以上
去年から制度が変わり見積もりを3社以上とり、一番安いところに決める必要がありました。
3月下旬に見積もりに来てくれるなんてそうそうないです。
前回も同じような時期に引越の手配をはじめ、見積もりに来てくれたものの引越しは4月中旬でした。とりあえず車で運べる荷物だけ積み3月末に東京へ移動し、後日引越しだったので、今回もそうなるのかなと思っていました。
無理だと思っていたら、1社のみ連絡した翌日に来てくれ運よく4月1日~5日まで引空いていました。これを逃すと、引越しできるのはいつになるかわかりません。とりあえずお願いしました。
他の業者はというと、見積もりに来てくれるのが最短で1週間先でした。引越し希望日を聞かれたので、希望として4月1日~3日と言ったら「うちでは受けられません」との回答でした。これは何社か同じパターンです。「希望」って聞かれたので「希望」を答えただけで、無理なことくらいわかっています。断られた場合、これも3社以上の1社にはいりますが、「電話で断られた」ので証拠がありません。
概算見積もり
3社の見積もりは、概算でも大丈夫とのことなので、ネットで「引越し 見積もり 概算」で検索しました。
あるサイトで、運搬する荷物等を入力したら3社の概算が表示されたのでこれでいいや!
と思ったら、既に引越し依頼した業者も含んでいて、実際の見積金額より10万円以上安い!さらに、依頼済みの引越し業者より安い業者が表示されました。
概算見積もりに表示があるのは、荷物の個数のみで内訳はわかりません。金額があがりそうな「バイク」の量を6台に変更してみました。見積金額は変化なし。本当にバイクを6台も運んでくれるのだろうか!?
あくまでも概算なので、家にきて見積もりを取ってもらわないとわからないってことでしょう。
その後他の引越し業者で概算見積もりをネット上で出しました。
段ボール
引越し業者から段ボールが届いたのは、引越し日の5日前の午後でした。
引越しが多いので、服類は衣装ケースに入れていてそのまま運んでもらっています。他のものもそのまま運べるケースに入れてます。
食器用に食器入れ専用ケースが4つ届いたのですが、食器が少ないので1箱で十分でした。
電気・水道・ガスの停止と開始
これは今回だけ非常に面倒くさかったし、イラっとした出来事でした。
停止や開始についての連絡自体はほとんどネットでできるので問題ないです。
まず、停止時期に振り回されました。退去は4月のはじめ。引越し日が決まってすぐに停止連絡したのですが、後から管理人さんに電気と水道は4月末までにしておいてくださいと言われました。理由についての説明はなかったのですが、次の入居者はしばらくいないためハウスクリーニングと修繕の業者が4月末までに入る、ということだろうと思っていました。
しかし引越し当日の点検のとき、管理人さんに「明後日から新しい住人が入るので、これからすぐに業者(修繕の)が来ます」と聞きました。

次の住人の光熱費を払うってこと???それはおかしい、ということで再び停止の連絡をしました。再度手続きはネットでできず、電話はなかなかつながりませんでした。
そして開始の連絡では、「該当する住所がない」で振り回されました。詳しく書けませんが、聞いていた住所の表現がちょっと違ったのでした。
その後・・・まだ続きがありました。
4月中旬、管理人さんから電話があり、なぜ電気を停止したんですか?と聞かれました。

と言ったら、管理人さんはその発言は覚えていませんでした。入居情報は正確じゃないので、結局すぐに次の住人は入らなかったそうで、すぐにハウスクリーニングをやらなかったらしい。

結局、かかった電気代を後日請求されます。変な話だと思う。
旧住居の退去時
退去時に掃除する必要あり。
結構うるさい。
そして修繕費用やクリーニング代を自分で手配して支払います。状況により金額は異なります。東京での見積もり金額は13万円弱でした。まだ請求書は届いていません。

点検は2回ありました。1回目の点検で業者手配の必要な個所と、「掃除を頑張ってくれ個所」の指摘を受けました。2回目の点検は「掃除頑張ってくれ個所」が改善されているかのチェックです。改善されていなければ追加で業者に手配します。
新住居に入居するとき
東京ではなかったのですが、今回は部屋が汚くて大掃除しました。絶対にこの部屋はハウスクリーニング入っていないと思う。
1日では終わりません。いまだに掃除してます。
退去時も掃除したのに、また掃除。
3月下旬からずっと掃除しっぱなしで、指紋が薄くなりスマホの指紋認証ができなくなりました。
築年数40年超えの住宅事情
廃墟的住居ですが数日で慣れました。カビやダニ等による体への影響がなければいい。
ここは昭和40年代~50年代はじめころに建てられた団地のような建物です。
最近は、古い団地をリノベーションしてオシャレに暮らしている人もいるようですが、内装を何もしなければただの古びた住居です。
私が知っている宿舎は奈良、東京、川崎だけです。川崎は現在の住居より古かったので、それをイメージしてここへ引っ越して来たら、想像を超えた汚さとトラブルの連続でした。

くさい
部屋に入って一番初めの感想は、「くさい」です。
マスクをしていても臭う。
カビのような建築材料のような、よくわからない臭さ。
消臭剤をあちこちに置き、消臭スプレーをまきまくりました。

ポストに投函されていたある情報から、前の住人は1年前に退去しています。それ以降、管理人さんは部屋の換気等はしていなかったのだろう。
東京でも前住人が退去したもの1年前でしたが、管理人さんが定期的に換気等していたようで臭さは全くありませんでした。
住んでいない住居は定期的に換気や掃除、排水溝へ水を流す等する必要あり。
汚い
掃除機を何度かけてもきれいにならないのはなぜだ。雑巾で拭いても汚れがとれない。
そして部屋中ほこりっぽく、ところどころに蜘蛛の巣あり。
床はあちこちギシギシなります。
トイレの電気をつけるとおもちゃのような換気扇が回り、まるで壊れたラジオのような音がします。
ガスレンジ台の汚れ
これは驚きでした。
民間の賃貸だったとしても、ガスレンジ台って掃除して退去するものだと思っていました。

この官舎は退去点検がないのだろうか。
その他
そのほかの出来事
- 壁が劣化しすぎてエアコンを取り付けたらエアコンが落下するかもしれない
- 押し入れに茶色い残置物
- 部屋中の網戸が取り外されて畳の部屋に集合、なにこれ残置物?
- 押し入れの上の襖が落下、下の襖があきにくい
- 洗濯機の蛇口に穴で洗濯機が使えない
- 風呂場のシャワーヘッドから水漏れ
- 瞬間湯沸かし器取り付け位置がガスコンロの真上で取り付け費用が高額、もう真冬でも水でいいよ
- 風呂場の排水溝のコンクリートが割れている
- とにかく寒い部屋、外の方が暖かい