学歴は関係ない?年収と学歴の関係をデータで明らかに | 実体験も紹介

こんな疑問にお答えする内容
  • 学歴と年収の相関関係って本当なのか
  • 低学歴の親の子供は低学歴で貧困って本当なのか

一部では学歴よりも経験やスキルが重視される時代と言われていますが、果たして本当に学歴は関係ないのでしょうか?

この記事では、データに基づいて年収と学歴の相関について明らかにし、さらに私の体験談も交えて考察していきます。

目次

学歴と年収の相関を探るためのデータ

学歴による賃金差は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査結果からも明らかです。

最終学歴の割合

最終学歴の割合については、日本では国勢調査を通じて10年ごとに大規模な調査が行われています。現時点では、最新の結果は2020年の調査結果となっています。

  • 小学校卒業・中学校卒業:14.1%
  • 高校卒業:44.2%
  • 短大卒業:16.2%
  • 大学・大学院卒業:25.6%

引用:ガベージニュース URL: http://www.garbagenews.net/archives/2371027.html

欧州での学歴による日本との違いについて書かれている記事です。本題とは少し違う話ですが、興味深い内容でしたので共有します。

新規学卒者の学歴による賃金差

新規学卒者の性別、学歴別の賃金差です。高卒と大卒を比較した場合、5万円弱の差があります

学歴による賃金の違い

全年齢の賃金のデータです。単位:千円

スクロールできます
性別高校専門学校高専短大大学大学院
男女計273.8294.2292.5362.8464.2
女性222.9269.4269.3294.0404.3
男性297.5316.0348.3392.1478.4
学歴による賃金の違い

女性の高卒と大卒で見た場合の賃金は、約7万円も差があります。

ただし、勤務先の規模によっても賃金差はあります。

上記のうち女性のみの賃金です。赤枠は一番高い賃金で、いずれも55歳~59歳です。年齢とともに学歴の違いによる賃金差が大きくなっていることがわかります。

引用:厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査結果の概況より

年収ランキング出身大学別と職業別でみる

年収と大学・職業

最終学歴が年収に影響することはよく知られていますが、出身大学や職業によっても年収に違いが生じることがあります。

最終学歴や出身大学、職業別の年収には個人の能力や努力、運も関与しています。これらの要素は個々の場合によって異なるため、必ずしも全ての人に当てはまるわけではありません。年収には様々な要素が関与するため、一つの要素だけで判断するのは難しいです。

出身大学別年収ランキング2022

オープンワーク株式会社が運営している、就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」で発表した結果です。30歳時のみの1位から10位までです。

グリーン:私立大学、色なし:国立大学

順位大学名30歳時
1東京大学761
2一橋大学707
3慶応義塾大学676
4京都大学666
5東京工業大学645
6早稲田大学621
7大阪大学612
8東北大学604
9防衛大学校603
10神戸大学601
出身大学別年収ランキング2022・30歳時

同年度の厚生労働省の学歴別賃金(30代大卒)は、30.4万円です。賞与年4カ月とした場合で年収約480万円。

出身大学の影響を考えると、一般的に有名な大学や高名な専門学校を卒業した人々は、就職や昇進の際に有利な立場にあります。

引用元:OpenWork

他の年齢も掲載されています。

職種別年収ランキング

学歴に関係なく年収の高い人もいますが、実際に年収の高い職業ってなにか見てみましょう。

賃金構造基本統計調査での職種別年収ランキングのうち、企業規模の平均で男女計の年収が高い順番です。(年収は約・万円)

順位職業年収
1医師1,241
2大学教授(高専含む)1,113
3航空機操縦士1,067
4管理的職業従事者913
5経営・金融・保険専門職業従事者899
6大学准教授(高専含む)875
7獣医師853
8著述家,記者,編集者784
9歯科医師773
10高等学校教員766
男女計

職業別の場合も、さまざまな要素が年収に影響を与えます。一般的に、需要が高く供給が少ない専門的な職業や、高度な技術や専門知識が要求される職種は、平均的な年収が高くなる傾向があります。

参考に、IT関連の職業では、12位にシステムコンサルタント・設計者で762万円です。また、最下位は、ビル・建物清掃員で269万円です。

企業規模:10人以上、1,000人以上、100~999人、10~99人のデータがあります。

貧困の連鎖が続く?親の低学歴が引き起こす影響

親の学歴は、子供たちの将来に深い影響を与えることが研究で示されています。特に、親が低学歴である場合、子供たちが貧困の連鎖から抜け出すことはますます困難となります。

低学歴≠年収:学歴と年収の関係は複雑である

厚生労働省のデータからは、学歴と年収には一定の相関関係があることが明らかです。しかし、一般的に低学歴であるからといって必ずしも年収が低いとは限りません。この事実は、一部の報道などでよく知られています。

学歴と年収の関係は多くの要素によって複雑に影響を受けます。個人の能力やスキル、職業の選択、経験、人脈などが重要な要素となります。

実際に、一部の職業や業界では、学歴よりも実務経験や実績が重視される傾向があります。起業家や自営業者、芸術家などは、独自の才能や創造力が求められることがあります。また、技術や技能に特化した職種では、実務経験や専門的なスキルの習得が重要視される場合もあります。

そのため、低学歴であっても他の要素によって年収を向上させることができる場合があります。実際に、独自の専門知識やスキルを持つ人々は、高い収入を得ることができることもあります。

親の学歴が将来に与える影響

私の経験から話すと、親が低学歴だと子供も低学歴になる可能性があります。同様に、貧困の連鎖も存在します。私の父親(母の再婚相手)は中学卒でした。

子供の頃から、高校までしか通わせない、と言われていました。父親はガテン系の職人で、バブル時代の好況も重なって高収入でした。その経験から、「学歴は関係ない、技術を身につければ大丈夫」とよく言われていました。

その影響で、私は高校卒業後、進学するつもりがなく、気がつけばフリーターとなっていました。残念ながら、30代前半までは「貧困」の状態に近かったと言えます。自分が低学歴で低収入だと、パートナーも同様の人になる可能性が高まります。その結果、もし子供が生まれた場合、教育も低学歴のループになってしまうかもしれません。

私自身は、高卒での低い年収に不満を感じ、学びたいこともあったため、通信制の大学を卒業しました。その後、転職を経て、学歴の違いが年収に影響することを実際に体験しました。

自己の負のループを断ち切ることで、人生が変わる可能性もあるのかもしれません。

学歴に関係なく高収入を得られる職業

学歴によって収入が左右されるという一般的な認識がありますが、実際には学歴に関係なく高収入を得られる職業も存在します。

一部の職業や業界では、実務経験や専門知識、独自の才能が重視されます。起業家や自営業者、クリエイティブな職種などは、学歴よりも実績やスキルが評価されることがあります。また、技術や専門的なスキルを要求する職種では、実務経験や資格取得が重要視されることもあります。

今すぐ始められて高収入を得ることができる可能性のある方法はいくつかあります。

  • インスタ
  • YouTube
  • Twitter

これらのプラットフォームでは、商品販売や広告収入、アフィリエイトなどの方法で収入を得ることができます。しかし、注意が必要です。これらの方法は手軽に始めることができますが、成功するには相当な才能や研究が必要です。つまり、誰でも簡単に稼げるわけではありません。

成功するためには、自身の強みや特技を活かしたコンテンツ作成やマーケティングの知識、継続的な努力や学習が必要です。また、ターゲットオーディエンスのニーズやトレンドを把握し、独自のアプローチを持つことも重要です。

まとめ

学歴と年収の関係について、データと実体験を通じて考察してきました。一部では学歴よりも経験やスキルが重要とされる時代ですが、学歴と年収の相関性は複雑な要素が絡んでいます。

データからは学歴による年収の差が見られますが、必ずしも学歴が高ければ高収入というわけではありません。実際に、特定の職業や業界では学歴よりも実務経験や専門知識が重視され、高収入を得ることができる場合もあります。

また、私の体験からも学歴と年収の関係を感じました。自身の努力や適切なキャリア選択によって、学歴に関係なく高収入を得ることが可能であることを実感しました。

総じて言えることは、学歴が必ずしも年収に直結するわけではなく、多様な要素が影響を与えるということです。自分の能力や興味に基づいてキャリアを選択し、適切なスキルを磨くことで、経済的な成功を追求することができるでしょう。学歴だけでなく、個々の力や取り組みが大切な要素となります。

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