東京と大阪で派遣の時給が違いすぎ！全国の最低賃金を20年前との比較すると？

前の派遣先を辞めたタイミングで、時間があったので東京で派遣の仕事をしている知り合いと会いました。そして、時給を聞いて驚きました。それは、私が働いていた頃よりも時給が上がっているのでは？ということです。

その彼女とは、東京で働いていた派遣先で知り合った同じ転勤族の妻です。とはいえ、私とは事情が違い、旦那さんが単身赴任しているため、彼女はずっと東京で暮らしています。

この記事では派遣の時給の違いの他、全国の最低賃金の変化についてお話します。

派遣求人サイトでの東京と大阪の時給平均

参考程度にしかなりませんが、派遣ポータルサイトで、東京と大阪の時給平均を調べてみました。

一般事務

求人数：東京は7,160件、大阪は2,903件

経理・財務・会計・英文経理

英文会計等が含まれるので、時給が高いのかな、と思いました。

求人数：東京は2,903件、大阪は382件

50代派遣社員の時給

私が彼女と同じ派遣先で働いていた時の仕事は、会計システムの移行（入替）対応でした。

3年前の東京の時給は安い？

時給は1,870円でした。現在ちょっと似た職種で検索すると、平均時給は2,044円です。やはり、東京は時給があがっている？と思ってしまいます。

彼女は、会計システムでの経理事務と聞いていて就業を決めたため、実際の仕事が違いすぎたこともあり、契約更新せずに辞めました。私は東京から引っ越す直前まで働いていました。

現在の東京の時給

彼女はもともと経理の仕事希望だったため、その後はずっと経理として派遣の仕事をしています。最高時給は、2,000円だったそうで、平均的には1,850円だそうです。

大阪は？

私は現在の仕事以外は、IT系の仕事をしてきました。経験してきた仕事とは少しずれますが、ユーザーサポート・ヘルプデスクの仕事で、平均時給は1,854円です。

経理の仕事はどうかというと、派遣の営業さんから言われたのは、大阪では1,500円は時給が高いほうだ、そうです。

本文はじめに掲載の大阪市内の経理で、平均時給は1,536円です。これには英文経理等、高度な仕事も含まれているので、派遣の営業さんが言っていたのは当たっているかもしれません。

東京vs大阪の暮らし

 私の個人的感想です。

生活費

私の生活基準の話になりますが、家賃（駐車場込み）だけで比較した場合は、東京のころより今は3分の1とかなり安いです。相場はもっと高いです。配偶者の職場関係の住宅に住んでいることもあるため、安くすんでいます。

街中にある不動産やさんの賃貸情報をよく見るのですが、大阪の方が家賃がやすいのかな？と感じます。実際に借りて住んだらどうなるかはわかりません。

家賃以外ではというと、食費や消耗品で金額の違いは感じません。

住み心地

住みやすさはどうか？というと、住めばどこでも慣れる、かな。

私はバイクに乗るのですが、その面では大阪の二輪通行規制はやめてほしいと思います。規制は全国で一番多いです。

現在50代、持ち家なし。老後はどこに住むのだろう。

全国の最低賃金の変化

パートやアルバイトで働いた場合、ここに記載の最低賃金のこともあるのでしょう。

厚生労働省の地域別最低賃金の全国一覧のデータです。

最新データは、2023年（令和5年）で、それよりも前のデータで一番古いデータは2002年です。その年を基準に2012年、2022年のデータを2023年時点の時給の高い順に並べかえました。

1位は東京で、2002年の最低賃金は708円です。2023年は1,113円なので、21年で405円上がっています。私は2002年頃、事務職のアルバイトをしていて、時給1,100円でしたが、安いと思っていました。

派遣の時給と比べると、東京と大阪の最低賃金差はたったの49円です。

1位～15位

順位	都道府県	2023年	2022年	2012年	2002年
1	東京	1,113	1,072	850	708
2	神奈川	1,112	1,071	849	706
3	大阪	1,064	1,023	800	703
4	埼玉	1,028	987	771	678
5	愛知	1,027	986	758	681
6	千葉	1,026	984	756	677
7	京都	1,008	968	759	677
8	兵庫	1,001	960	749	675
9	静岡	984	944	735	671
10	三重	973	933	724	667
11	広島	970	930	719	644
12	滋賀	967	927	716	651
13	北海道	960	920	719	637
14	栃木	954	913	705	648
15	茨城	953	911	699	647

16位～28位

マーカー：2023年の時給が同じなので同順位

順位	都道府県	2023年	2022年	2012年	2002年
16	岐阜	950	910	713	668
17	富山	948	908	700	644
17	長野	948	908	700	646
18	福岡	941	900	701	643
19	山梨	938	898	695	647
20	奈良	936	896	699	647
21	群馬	935	895	696	644
22	石川	933	891	693	645
23	岡山	932	892	691	640
24	新潟	931	890	689	641
24	福井	931	888	690	642
25	和歌山	929	889	690	645
26	山口	928	888	690	637
27	宮城	923	883	685	617
28	香川	918	878	674	618

29位～36位

マーカー：2023年の時給が同じなので同順位

順位	都道府県	2023年	2022年	2012年	2002年
29	島根	904	857	652	609
30	山形	900	854	654	605
30	福島	900	858	664	610
30	鳥取	900	854	653	610
30	佐賀	900	853	653	605
31	大分	899	854	653	606
32	青森	898	853	654	605
32	長崎	898	853	653	605
32	熊本	898	853	653	606
33	秋田	897	853	654	605
33	愛媛	897	853	654	611
33	高知	897	853	652	611
33	宮崎	897	853	653	605
34	鹿児島	897	853	654	605
35	徳島	896	855	654	611
35	沖縄	896	853	653	604
36	岩手	893	854	653	605