東京で節約生活するのにシェアハウスはあり?体験談やメリットデメリットを紹介

現在50代の私は、高校卒業後からほとんどの期間を東京で暮らしてきました。そのうち、一人暮らしで経験した住まいは、賃貸物件とシェアハウスです。

私は過去に2か所のシェアハウスに住んだ経験があり、いずれも楽しい経験でした。

  • オークハウスの大型シェアハウス
  • 女性専用の少人数シェアハウス

もし、老後にひとりになったとき、高齢者向け住宅ではなく、高齢者向けシェアハウスのような住まいができないだろうか、と期待しています。

こんな疑問にお答えする記事です
  • シェアハウスって生活費用が抑えられるって本当?
  • 転職して前の会社より給料が安いから家賃を抑えたいんだけど
  • 人との交流があって楽しいって本当?
  • シェアハウスはやめとけ、というネット情報って本当なの?
  • 実際にシェアハウスに住んでいたい人の話を聞きたい

シェアハウスは共同生活を送る住まいですが、果たしてそれは本当に良い選択なのでしょうか?口コミや評判を見ると、「やめとけ」という声も目につきます。しかし、一方で楽しく充実した日々を過ごしている人々も存在します。

そこで、私の実体験を通じてシェアハウスのメリットとデメリットをお伝えします。

目次

シェアハウスとは?メリットとデメリット

シェアハウスは、複数の人が同じ住居を共有して暮らす形態の住宅です。基本、各個人がプライベートな部屋を持ちながら、共有スペース(キッチン、リビングルーム、バスルームなど)を共同で利用します。

メリットデメリット
生活コスト削減
家電などそろえる必要がない
人との交流がある
人との距離感が近い
騒音
自分の思い通りにならないこともある
メリットとデメリット

メリット

生活コスト削減

賃貸住宅に住むより初期費用が大幅に抑えられます。家賃は物件によりさまざまです。一人暮らし用の賃貸物件と同額の家賃で探す場合は、シェアハウスの方が設備が良いのでお得。また、光熱費込みの場合が多いです。インターネットも自分で申し込む必要がないことが多い。

ただし、中にはゴージャスで家賃の高いシェアハウスもあります。

家電や家具は不要

シェアハウスは冷蔵庫や電子レンジ、鍋や皿類までそろっていることが多く家電を買う必要がないです。また、ベットなどもある物件がほとんど。私はシェアハウスに住んだことがきっかけで、持ち物が減りました。

人との交流がある

1人暮らしだと休日に誰とも話してない!なんてことがあったりしますが、シェアハウスでは誰かいるので会話を楽しんだり、料理を一緒にしたり、出かけることもあり、楽しいです。

デメリット

人との距離感が近い

シェアハウスでは必ず人と交流する必要があるのかというわけではないので、自分の心地の良い距離感で関わることができます。

騒音

これは物件と住む部屋による問題でしょう。木造ではシェアハウスではなくても音が響きます。鉄筋コンクリート造だとしても、共有スペースから近い部屋では音は気になるかもしれません。

自分の思う通りにならないこともある

例えば、共有スペースを使おうとしたら、他の人が使っていり、トイレやシャワーの順番を待つこともあるかもしれません。私が実際に住んでいたシェアハウスでは確かに待つことはたまにありましたが、気にならないレベルでした。これは個人によるものでしょう。

シェアハウスはやめとけと言われる理由

シェアハウスはやめておけと言われる理由は、個人の価値観の違いや好みによるものもあります。以下に、一般的によく言われる理由や私がシェアハウスに住んでいた経験からもをいくつか挙げます。

  • プライバシーがない
  • 生活習慣の違い
  • 問題やトラブル

プライバシーがない

シェアハウスでは個別の部屋を持ちながらも、共有スペースを利用する必要があります。他の住人との関わりやプライバシーの配慮が必要となり、自由な生活が制約されることがあります。

シェアハウスに住んでいながらも共有スペースにあまり来ない人もいました。誰もいない時間帯に利用していたようです。

生活習慣の違い

生活習慣の違いがストレスとなることがあります。例えば、音量や掃除の頻度、食事の匂いなど、個人の好みや生活スタイルの違いが衝突することがあります。

実際に私が経験したシェアハウスでのトラブルの一例を挙げると、木造のシェアハウスに住んでいた時に共有スペースで飲み会をしていた際に、お酒を飲まない方(人と交流しない住人)からクレームを受けました。確かに私たちは騒いでいたので、その方にとっては迷惑だったと思います。

問題やトラブル

シェアハウスでは、ルールの違反などの問題やトラブルが発生する可能性があります。しかし、適切な管理や運営が行われているシェアハウスを選べば、トラブル解決や問題解決がスムーズに行われることが期待できます。

オークハウスってどんなシェアハウスなのか

シェアハウスは、2か所住んだことがあり、そのひとつがオークハウスが運営するシェアハウスでした。

  • 初期費用が安い
  • 物件予約が簡単
  • 設備がすごい
  • 出会いがある

初期費用が安い

とにかく初期費用が通常の賃貸アパートと比較して安いです。内訳は敷金礼金・連帯保証人不要で家具家電付き、 インターネット接続料が込み。

例えば都内で1人暮らしをはじめようとしたら、初期費用として家賃の4~6か月分の費用が必要です。しかしオークハウスでは、10万円以下で入居可能。

物件予約が簡単

物件予約はWEBサイトで完結、 煩わしい賃貸契約も不要でお金・手間・時間を 大幅コストカット出来る合理的住まいの形です。

設備がすごい

私が住んでいた物件は、大型シェアハウス(ソーシャルレジデンス)で、シアタールーム、大浴場、防音室、 カフェラウンジがありました。ジム、岩盤浴やオフィススペースもある物件もあります。

このような設備は一人暮らしでは無理です。

出会いがある

人とのコミュニケーションを求めている場合は、女性同士の出会いがあり、自然に友達ができます。中には友達から付き合いはじめ、結婚した人も多くいました。私が住んでいた物件では、何度かテレビで取り上げられてました。

英会話レッスンのある物件もあり、外国人との交流を求めている人にもおすすめ。

オークハウスのシェアハウスに住んだ体験談

もう少し詳しく、どのようなシェアハウスだったか紹介します。

シェアハウスに住むことになったきっかけ

シェアハウスに住むことになったきっかけは、10年ぶりの一人暮らしをしたとき、寂しさに耐えられなくなったから。

最初に住んだシェアハウスは、新宿駅から歩いて行けるとても便利な場所にある女性専用のシェアハウスでした。住人同士の交流が自然に生まれ、楽しい日々を過ごすことができました。例えば、予定を立てていなくても共有スペースにいると、誰かがやってきてそのまま飲み会が始まったり、新宿という場所柄、一緒に外で飲みに行ったりすることもありました。

そのシェアハウスは、築50年のかなりボロイ木造住宅をリフォームし、内装は女性好みできれいでした。しかしそもそも古いので、天井裏はネズミが走り回っていて、音は響きました。

この楽しいシェアハウスを退去した理由は、そのシェアハウスが取り壊しになることになったからでした。

オークハウスのシェアハウスに引越し

新宿のシェアハウスを退去した後、私はオークハウスの(大型物件)に住むことにしました。新宿の木造物件と比べて、鉄筋コンクリートの建物だったため、音にはあまり気になりませんでした。

設備

初期費用は安く、家賃には光熱費も含まれていました。また、インターネットの利用も無料でした。

部屋は6畳ほどで、ベッド、クローゼット、冷蔵庫、机が備え付けられており、有線LANと無線LANが使えたため、すぐにインターネットを利用することができました。身一つで手軽に生活を始めることができました。

当時の職場からはわずか30分の距離にあり、なぜもっと早くそこに住まなかったのかと後悔しました。

共有スペースもあり、大きなキッチンも備えていました。大勢の人と交流するのが苦手な人でも、各階にミニキッチンがあったため、そこで料理をする人もいました。

お風呂は大浴場で、個室のシャワースペースもあり、大浴場が苦手な人にも快適な設備でした。

住人

私が住んでいたシェアハウスには、日本人だけでなく多くの外国人も住んでいました。

私の住んでいたシェアハウスでは、部活のような交流がありました。私は2つのコミュニティに参加しました。1つは有料でしたが、高額ではありませんでした。会社と自宅の往復だけでは経験できないものでした。趣味を学んだとしても、シェアハウスでの交流はまた違った刺激があります。

私が仲良くしていたシェアハウスの住人の中には、シェアハウスで知り合い結婚した人たちもいました。中にはシェアハウス内で結婚式を挙げた人もいました。

私は当時としては年齢が高かったため、シェアハウスに住むことで若い世代の人々との交流ができ、さまざまな刺激を受けながら楽しい日々を過ごしました。今でも懐かしく当時を思い出します。当時の住人とSNSでのつながりはあり、時々SNSで現状を見ることやメッセージを交わすこともあります。

物件でシェアハウスの意見は変わる

最初に住んでいたシェアハウスで知り合った女性は、後に別のシェアハウスに引っ越しました。私が彼女を訪ねた時、そのシェアハウスは共有スペースを通らないと自室に行けない構造でした。訪れる人や住人は少し気を使う必要があり、彼女もそれが苦手で結局一人暮らしを始めることになりました。

また、私が引っ越したオークハウスのシェアハウスに彼女が遊びに来ましたが、大型物件が彼女には合わなかったようで、「私はここには住めないな」と言っていました。シェアハウスで楽しい経験をした人でも、別の物件ではうまくいかないこともあります。このような問題は、適切な物件選びで解決できるものです。

その彼女とは現在でも交流があり、最近久しぶりに会いました。シェアハウスでの出会いは、他の場所での出会いよりも親密になる傾向があるように感じます。

シェアハウスは節約になるのか

記事内で紹介しましたが、私がはじめて住んだシェアハウスは、新宿駅から歩ける距離の場所でした。はじめは7畳の部屋に住んでいてい、光熱費(電気・ガス・水道)とインターネット環境が整っていて、家賃は8万円弱でした。その後、3畳の部屋が空いたので、移動したのですが家賃は5万円と格安でした。当時働いていた会社から、家賃補助で2.8万円の支給があったので、自分で払っていたのは。2.2万円のみでした。

入居時に払ったのは2万円で、退去理由がシェアハウスをやめるということで、2万円が返ってきました。実質無料の初期費用でした。

次に住んだオークハウスのシェアハウスでも部屋移動していましたが、いずれも6畳ほどで光熱費(電気・ガス・水道)とインターネット環境が整っていて、家賃は8万円弱でした。初期費用は3万円で、審査は賃貸物件よりゆるい印象でした。

東京都内で1人暮らしをしてきて、同じ広さの部屋で同じような設備で家賃と光熱費等含め、8万円弱はなかったです。それ以上に費用がかかっていました。

まとめ

シェアハウスはやめとけ、という意見があるのも確かですが、私の経験から言えば、シェアハウスがどんなところか知っていれば、多くの問題は気にならないことがあります。また、物件によっては自分に合わないこともあるので、物件選びは重要です。

シェアハウスはこんな人におすすめ
  • 生活コストを削減したい人
  • 人と交流を求めている人
  • 設備が充実した物件で生活したい人

シェアハウスにはメリットとデメリットがありますが、自分のライフスタイルや優先順位に合わせて選ぶことが大切です。十分な情報収集と物件選びを行うことで、充実したシェアハウス生活を送ることができるでしょう。

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